レタッチ外注先ランキング|正直おすすめできるのはこの4つだけ
はじめに:外注する立場として、正直な本音でお伝えします
私はこれまで、撮影現場や制作現場で数多くのレタッチ案件を外注する立場として関わってきました。
いろいろな外注先を試した経験から、この記事では本当におすすめできる外注先だけを正直にご紹介します。
そのうえで、まず率直にお伝えしたいのが――
ポートレイトや人物レタッチの場合ですと、少数の依頼や小さい印刷物でない限り「大規模なレタッチ会社」への依頼は、基本的におすすめできません。
理由は以下の通りです:
❌ 大規模なレタッチ会社にありがちなリスク
- 案件を複数のレタッチャーで分担 → 仕上がりに統一感がなくなる
- 作業的な処理が多く、“美しい写真をつくる”という感覚が欠如
- 指示以上の表現ができず、センスが欠けている
- 海外(安価な人件費)の作業者に委託しているケースもあり、修正対応が遅い
- 海外の作業者だと翻訳作業が間に挟むので、ホクロ1つ消すだけの修正でもやり取りに1日以上かかることも珍しくない
- 土日祝に対応していないことが多く、急ぎ案件に弱い
- レタッチが強すぎて、クライアントの求める雰囲気と合わないケースでも、延々と修正を繰り返すだけの対応になることがある
- 結果として、再レタッチの予算が取れず、依頼主側が困ってしまうこともある
こうしたリスクを何度も経験した結果、私は「レタッチは大手だから安心」とは考えなくなりました。
また、もうひとつ重要な視点として、
「1社だけに任せておくと繁忙期に対応できない」という問題もあります。
繁忙期や急な案件が重なったとき、外注先がパンクしてしまうと納期に間に合いません。
だからこそ、信頼できる外注先を複数持っておくことが非常に重要です。
このあとから、本当におすすめできる外注先をランキング形式で紹介していきます。
選定の基準は、実際にやり取りした中での対応スピード・品質・安定感・センスです。
こういった理由から、現在は少人数制の専門スタジオや信頼できる個人との取引に切り替えました。この記事ではその経験をもとに、本当に安心して任せられる外注先を厳選して紹介します。
第4位:ココナラ
スキルシェアサービス「ココナラ」には、フリーランスのレタッチャーが多数登録しており、価格帯も幅広いです。
✅ メリット
- 比較的リーズナブル
- 好みに合った仕上がりの人を選べる
- サンプルや実績を事前に見られる
⚠ 注意点
- クオリティにバラつきあり
- 商用レベルに達していない“趣味レベル”の出品者も多い
第3位:CrowdWorks(クラウドワークス)
日本最大級のクラウドソーシングサービス。写真レタッチ案件も多く、フリーランスと直接やりとりが可能です。
✅ メリット
- 登録者が多く、比較・選定しやすい
- 評価やポートフォリオから実力が見える
- 価格帯が幅広く、予算に合わせて依頼できる
⚠ 注意点
- レタッチ専門ではない人も多く、目利きが必要
- 契約〜納品までの流れを把握しておく必要あり
第2位:Lancers(ランサーズ)
フリーランスの質・実績の両面で安心感のあるクラウドソーシング。レタッチに特化したプロも多数在籍しています。
✅ メリット
- 実績・評価・スキルなどの情報が充実
- 丁寧なやりとりで希望のイメージに近づけられる
- 修正にも柔軟に対応してくれる個人が多い
⚠ 注意点
- 人気の高いレタッチャーはスケジュールが埋まりやすい
第1位:Retouch Ink
レタッチに特化した会社として、芸能・出版・広告などの高要求クライアントからも信頼されているレタッチ専門業社。
修正の少なさ・納品スピード・仕上がりの一貫性で高い評価を受けています。
✅ メリット
- 少数精鋭チームによる統一感のある仕上がり
- 肌質を活かした自然なレタッチ(フィルター多用なし)
- 納期が早く、一発OKの確率が高い
- 芸能業界からのリピート実績多数(※写真非公開)
- 案件ベースで柔軟な相談が可能
💡 アドバイス
繁忙期にはスケジュール調整が必要な場合もあるため、Retouch Inkをメインにしつつ、優秀なフリーランスの外注先か小規模のレタッチャー事務所も複数確保しておくと安心です。
まとめ
外注先 | 特徴 | 商用適性 |
---|---|---|
Retouch Ink | 少数精鋭・業界実績・高品質 | ◎ |
Lancers | 実績豊富なフリーランス多数 | ◯ |
CrowdWorks | フリーランス多数・価格幅広い | ◯ |
ココナラ | 安価・趣味寄りの出品者も多い | △ |
結論:
人物レタッチの外注には「万能な正解」はありませんが、
美しさ・安定感・スピード・柔軟性を求めるなら、Retouch Inkを中心に、信頼できる個人と連携して進めるのがベストです。