「写真のレタッチ、自分でやりたいけどPhotoshopは難しそう…」
そんな悩みを解決してくれるのが、AIを活用した自動レタッチツールです。
AIで本当にきれいにレタッチできるんですか？
正直、驚くほど進化しています。簡単な修正なら、プロに依頼しなくても十分なクオリティが出せるようになりました。
自動レタッチツールを選ぶポイント
1. 用途に合っているか
- ポートレート（人物）特化型
- 風景・商品写真向け
- オールマイティ型
2. 料金体系
- 買い切り型（一度払えば永久に使える）
- サブスクリプション型（月額・年額）
- 従量課金型（使った分だけ払う）
3. 使用環境
- PCソフト（Windows/Mac）
- スマホアプリ
- ブラウザで使えるWebサービス
おすすめ自動レタッチツール10選
1. Luminar Neo
総合力No.1のAI写真編集ソフト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 買い切り版あり（セール時は最大77%OFF） |
| 対応OS | Windows / Mac |
| 日本語対応 | ○ |
| 無料体験 | 7日間 |
主なAI機能：
- SkinAI：肌のレタッチを自動化
- SkyAI：空を別の画像に置き換え
- EnhanceAI：写真全体を自動補正
AI機能の数と質のバランスが最も優れています。迷ったらこれを選べば間違いありません。
2. Evoto AI
ポートレートレタッチに特化したプロ向けツール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 年間13,900円〜（チケット制） |
| 対応OS | Windows / Mac / iPad |
| 日本語対応 | ○ |
バッチ処理（複数枚を一括編集）が可能。ウェディングや七五三など大量の写真を処理するカメラマンに人気。
3. Aftershoot
プロカメラマンのワークフローを革新
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 定額制（画像ごとの追加料金なし） |
| 対応OS | Windows / Mac |
| 連携 | Lightroom |
AIカリング（ベストショットを自動選別）から肌のスムージングまで対応。
4. ON1 Portrait AI
顔を自動検出してナチュラルに仕上げる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | $69.99（約1万円）買い切り |
| 対応OS | Windows / Mac |
| 無料体験 | 30日間（機能制限なし） |
周波数分離による肌補正で、テクスチャを残しながらトーンを補正。
5. PortraitPro
世界60万人が愛用するポートレート専門ソフト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 買い切り |
| 対応OS | Windows / Mac |
| 日本語対応 | ○ |
ClearSkin™5技術による肌補正、顔の輪郭補正、メイクアップ適用など。
6. PhotoDirector
初心者に最もおすすめの万能ソフト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 365版：年間7,480円 / Ultra版：買い切り約1万円 |
| 対応OS | Windows / Mac / iOS / Android |
| 日本語対応 | ○ |
スマホアプリも高機能で、外出先でもPCと同じような編集ができます。
7. Adobe Photoshop + Firefly
業界標準ソフトに生成AIが搭載
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 月額2,728円〜（フォトプラン） |
| 対応OS | Windows / Mac / iPad |
| 日本語対応 | ○ |
生成塗りつぶし、生成拡張、ニューラルフィルターなど最新AI機能搭載。
8. Fotor
無料で使えるWebベースのAIエディター
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料プランあり / Pro版は月額約1,000円 |
| 対応環境 | Webブラウザ / iOS / Android |
| 日本語対応 | ○ |
ソフトをインストールしたくない方、とりあえず試してみたい方におすすめ。
9. Canva
デザインツールにAIレタッチ機能が搭載
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料プランあり / Pro版は月額1,500円 |
| 対応環境 | Webブラウザ / iOS / Android / Windows / Mac |
| 日本語対応 | ○ |
Magic Eraser（不要物のワンクリック削除）、背景除去、自動補正など。
10. Retouch4me
プロ向けの高度なAIプラグインスイート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | サブスク月額$35〜 / 永久ライセンスあり |
| 対応OS | Windows / Mac |
| 連携 | Photoshop、Lightroom、Capture One |
Heal、Dodge & Burn、Eye Vesselsなど機能別プラグインを提供。
用途別おすすめツール
初心者・とりあえず試したい方
→ PhotoDirector、Fotor、Canva
ポートレート（人物写真）メイン
→ Evoto AI、PortraitPro、ON1 Portrait AI
プロカメラマン・大量処理が必要
→ Aftershoot、Evoto AI、Retouch4me
総合的に高品質を求める
→ Luminar Neo、Adobe Photoshop
自動レタッチツールの限界
最後に、正直な話をさせてください。
自動レタッチツールは非常に便利ですが、万能ではありません。
AIが得意なこと：
- 肌のシミ・シワの除去
- 背景の除去・置き換え
- 色調補正
- ノイズ除去
AIが苦手なこと：
- 「何が正解か」の判断
- クリエイティブな方向性の決定
- クライアントの意図を汲み取る
つまり、簡単な修正ならAIで十分ということですか？
そうです。日常的な写真補正や、明確な修正指示があるケースではAIツールで十分。でも「どう仕上げるべきか」の判断が必要な仕事は、まだ人間の領域です。
まとめ
2025年現在、自動レタッチツールは驚くほど進化しています。
- 初めての方は、無料で試せるFotorやCanvaから
- 本格的に使いたい方は、Luminar NeoやPhotoDirector
- ポートレート特化なら、Evoto AIやPortraitPro
- プロのワークフロー改善には、AftershotやRetouch4me
自分の用途と予算に合ったツールを選んで、写真編集を効率化してみてください。
ただし、本当に大切な写真や、ビジネスで使う重要なビジュアルは、プロに依頼することをおすすめします。AIでは判断できない「正解」を見極めてくれるからです。
